2005年12月7日

正義って? What's justice?

卒業まで、あと99日

本日二度目。

正義って何だろう?第二弾

前回の結論。
辞書には、『社会全体の幸福を保障する秩序を実現し維持すること』(広辞苑)とある。
そこで私は、【人々を幸福にする行動それ自体 及び その行動を起こすという動作】とひとまず定義した。

今回はもう一度、『社会全体の幸福を保障する秩序を実現し維持すること』について考えてみたいと思う。
まずはこの文を、英語の授業みたいに分解します。

社会全体の幸福 を 保障する 秩序 を 実現し維持する こと

社会全体の幸福とは、みんなの幸せ、つまり、人間共通のいいこと、と私は思います。「人間共通のいいこと」というのは、みんな共通して「これはいいことだ、これは正しい、価値がある」と判断するものです。例えば、生(生きるということ、⇔死)、平和(世が安穏とすること)、利益など。
それを保障する“秩序”。

【秩序】広辞苑より
①物事の条理。物事の正しい順序・筋道。次第
②特に、社会などの規則立った関係。

また、「秩序」を他の辞書で調べてみると、
大辞林によれば、『社会の諸要素が相互に一定の関係・規則によって結びつき、調和を保っている状態』
大辞泉によれば、『その社会・集団などが、望ましい状態を保つための順序やきまり』
だそうです。
この場合の「秩序」は、大辞林の「社会の諸要素が(中略)調和を保っている状態」だと思います。

つまり、
「社会全体の幸福を保障する秩序」
≒みんなの幸せが、それを守るためのルールなどによって、調和を保っている状態
≒みんなが幸せ
ということだと私は思います。ちなみに幸せは『仕合せ』だそうです(広辞苑)。

それを『実現し維持する』ことが正義。
みんなの幸せを実現し維持すること。みんなの幸せを守る?スーパーマンは正義だ!

ためしに、「みんなの幸せを守る」を正義としてみましょう。そうすると、正義の行動とは?

弁護士について考えて見ましょう。弁護士は、被告を弁護したり、原告を弁護、法的な問題の相談に乗るなどの仕事があります。この弁護は、冤罪とかが決してないように、また、被告(など)が言いたいことを言えるようにするためです。これは、冤罪を防ぐ等、幸せを守るので基本的に正義です。ただ、本当に悪い人を弁護しなければならなかったり、不当に高い謝礼金を要求したりと、問題は多少ありますが。ちなみに、「弁護士法」には、弁護士が「基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする」とあります。


集中力切れてきたんで終わります。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

すごいね、正義。
そう、最も優れた正義は人々を幸せにすることだと僕も思う。
ただ、もう一歩踏み込んで考えてみないか。
幸せって何だろうと。
どういうときに人は幸せといえるのだろうか。
そうしないといまだに、正義の方向は定まらぬままです。
生きることが不幸、という人がいたとする、果たしてその人を殺すことは正義になるだろうか?
幸せ、をさらに深く考えることが、正義をより強固なものに出来ると思うよ。

haamey さんのコメント...

「幸せ」人類がずっと求めてきた、永遠のテーマですね。
確かに、犬だけ見ても、野性で活発に活動するのが幸せなのか、いいご主人様にめぐり合うことが幸せなのか。個人々々感じ方は違うだろうし、立場によっても違うと思う。
今は書きませんが、また近い将来「幸せ」について書きます。またコメントお願いします。